息苦しい

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症状別対策について

息苦しい

2020/02/04

「呼吸がうまく出来ない・・・」

この息苦しい状態は体と心に何が起きているのでしょうか。

 

「体に起きていること」

・首がすくんでいる

・背骨や肋骨の筋肉が縮んで硬くなっている

・横隔膜が硬くなっている

 

 

「心に起きていること」

・緊張感のある環境で常に微妙な危機感がある

・他人からの評価が気になっている

・自分の言動行動を控えている

・息苦しさ=生き苦しさを感じている

 

 

呼吸に関しての日本語の言葉は非常にたくさんあります。

「息を呑む」

「息を殺す」

「息が詰まる」

など、このような状況下では体は緊張してきます。

すると、首と喉の筋肉や呼吸に関わる筋肉が縮んだままになります。

 

肺には筋肉がついておらず、自力で膨らむことは出来ません。

肺の周りの背骨や肋骨、横隔膜の動きで肺も膨らんだりしぼんだりして呼吸をしています。

首と喉の筋肉や呼吸に関わる筋肉が縮んだままになると、肺は大きく動くことが出来なくなるのです。

大きく呼吸ができなくなると、その分呼吸の速さで補おうとします。この呼吸の速さが徐々に速くなると、「ゼエゼエ、ハァハァ」と過呼吸状態パニック状態になりやすくなっていきます。

 

呼吸は「吐いて・吸って」で1セットです。

息苦しいともっと吸おうと頑張ってしまいますが、呼吸は吸った状態でも苦しくなります。

大きく吸って止めても苦しい感じになりますね。

息苦しいときはゆっくり吐いて、ゆっくり吸うことが一番です。

すると段々と落ち着いてくるのがわかります。

 

息苦しい方の胸郭(肋骨周辺)を見てみると、胸郭は上に持ち上がり、息を吐いても短く吐くことしかできません。ため息がつけない方も珍しくありません。胸郭が上がりっぱなしで降りてきてくれない状態になっています。

 

この胸郭を持ち上げている筋肉が、首の筋肉と肩の筋肉です。

この為に首がすくんでいるような状態になっていくのです。

 

人間の体はこのような状態が続くと癖になり、その緊張状態が普通になってきます。

つまり、呼吸が浅く、速く、首や肩のこりなども感じるようになり、気持ちも落ち着かない状態になりやすくなるのです。

このような状態だと、寝ている時の意識していない安静時の呼吸も小さくなり、睡眠の質も下がって朝から疲れが残っている状態にもなります。

 

 

【息苦しさの対策】

対策としては先ほども少しお伝えしましたが、とにかくゆっくり吐いて、ゆっくり吸うことです。

息苦しさがまだ軽い方はこれだけでも緩和してきます。

常に息苦しさを感じる方は、かなり体が緊張状態で癖づいているので、ご自身でストレッチや呼吸法、気持ちが落ち着かない場合は自律訓練法やマインドフルネスも非常に有効です。

それでも繰り返してしまう場合は、体を整えることをお勧めします。

自分ではどうしようもないこともあります。どうか一人で我慢なさらずに、時には身を任せるのも大切です。