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慢性疲労

2020/02/24

慢性疲労症候群

疲れの原因と対策

いつもかったるい・・・

疲れが抜けない・・・

体が重くてつらい・・・

けれど、仕事や家事をしなくてはいけない。

 

 

こういった状況の方は実は多いのではないでしょうか?

当院でも「実はかなり毎日がしんどいんです」とおっしゃる方が来院しています。

 

 

このような状態の時に体と心には何が起きているのか見ていきましょう。

 

 

【体で起きていること】

・首が固っている、ゆがんでいる

・頭蓋骨が異常に重い

・呼吸が小さい

・内臓の働きが良くない

 

 

【心で起きていること】

・仕事や子育てなど、先の見通しがつかない状態

・やってもやっても終わらないことにイヤになった

・それをやっている意味を感じなくなってしまった

・無力感を感じている

 

 

私たち人間は、疲れたら寝て回復するように出来ています。

ですが、回復できなくなってしまうと疲れが蓄積されてしまいます。

 

 

体が回復するには、血液栄養酸素が十分に体の隅々に循環することが重要です。

疲れが取れずに回復しないのは、この血液と栄養と酸素の何かがうまくいっていないことが原因です。

 

 

特に血液の乗って栄養も酸素も体のあちこちに届けられていきますので、そもそも血液循環が良くないと回復しづらい体になってしまいます。

まずスムーズに血液が流れる体であることが大切です。

 

 

血液の循環を悪くしてしまうのは主に3つです。

 

①筋肉の硬さによる体のゆがみ

②精神的ストレスによる自律神経のアンバランス

③冷えによる血管収縮

 

 

この中でどの方にも起きていることは、

①の筋肉の硬さによる体のゆがみです。

 

 

特に首と胸郭(肋骨)と頭蓋骨の硬さやゆがみがあると疲労が取れにくくなります。

 

 

首が硬いことで脳への血流不良が起こり、

胸郭が硬いことで肺が大きく動けずに呼吸が小さくなり、

頭蓋骨がゆがんで血液や脳脊髄液が循環しなくなることで頭が重くなる。

 

 

このように、元々循環しづらい状態の体の上に、嫌なことなど精神的ストレスがかかると自律神経の交感神経が血管を細くし、血流が流れにくくなってしまいます。

 

 

慢性疲労は、基礎である体の状態と精神的ストレスが重なってくることで起こります。

 

 

すぐに精神的ストレスを軽減できれば良いのですが、なかなかストレスを減らすことが出来る方は少ないのではないでしょうか。

 

 

それよりも、体をしっかりと循環できる体にしていくことが非常に有効です。首がゆるみ、呼吸がゆったり大きく出来ると精神的にもかなり余裕が出来てきます。それから冷静にストレスの対処をしていくことをお勧めします。