呼吸と自律神経の関係|藤沢市の施術院ここから
2020/03/25
呼吸の深さと自律神経
〜吐ける深さが大切〜
「呼吸してください」というと、
まず吸いたくなりますね。
ですが、まず「吐く」
その後「吸う」というのが本来の「呼吸」です。
「吐く」と体の筋肉は緩み、本来の体の状態になります。
「吸う」と体の筋肉は縮み、力んだ体の状態になります。
どこまで深く吐けるかで、
どこまで緩んだ本来の自然な体になることが出来るか、
ということでもあります。
時々、ため息をついてください、といって
やってもらうことがありますが、
「はぁ~~~~」と体の力が抜けずに、
「はぁ~」くらいで止まってしまう方がいらっしゃいます。
これは吐く深さが浅く、
体の緊張が抜けない状態を表しています。
交感神経が優位になっている状態です。
不眠症、息苦しさ、肩首こり、腰・背中の痛み、など
自律神経症状が出てきます。
また、頭も重く硬い傾向があります。
頭の中もスッキリしていないことが多いです。
「吐ける体」=「自然な本来の体」です。
息詰まる、という言葉がありますが、
正にそのような緊張感を持った状況が
続くと体も心もこわばってきます。
「はぁ~~~~」と充分に吐ける
自然な体にしていきましょう。