呼吸が出来る体と出来ない体
2020/03/05
〜息抜きの大切さ〜
呼吸が出来る体と出来ない体
「呼吸してください」というと、
まず吸いたくなる方が多くいます。
ですが、
まず「吐く」
その後「吸う」というのが本来の呼吸です。
「吐く」と体の筋肉は緩み、本来の体の状態になります。
「吸う」と体の筋肉は縮み、力んだ体の状態になります。
どれだけ深く吐けるかが、
どれだけ緩んだ本来の自然な体になることが出来るか、
ということでもあります。
時々、ため息をついてください、といって
やってもらうことがありますが、
「はぁ~~~~」と体の力が抜けずに、
「はぁ~」くらいで止まってしまう方がいらっしゃいます。
これは吐く深さが浅く、
体の緊張が抜けない状態を表しています。
交感神経が優位になっている状態です。
不眠症、息苦しさ、肩首こり、腰・背中の痛み、など
症状が出てきます。
また、頭も重く硬い傾向があります。
頭の中もスッキリしていないことが多いです。
「吐ける体」=「自然な本来の体」です。
「息詰まる」という言葉がありますが、
正にそのような緊張感を持った状況が
続くと体も心もこわばってきます。
中には呼吸を瞬間瞬間に止めてしまうほど
何かに集中している方もいらっしゃいます。
「息抜き」も非常に大切です。
「はぁ~~~~」と充分に吐ける
自然な体にしていきましょう。