目次
首の痛みの共通点
首の痛みの共通点として言えるのは「筋肉の問題」が考えられます。
ストレートネックやムチウチなどの骨格的なトラブルも前提として筋肉の左右差や前後差などの問題があることがほとんどなのです。
試しに立った状態で顔を上に向けてください。
その際に、顔と天井が並行になるまで上を向けているかチェックしてみてください。
顔が45度くらいしか向けない方や痛みが出てくる方は、体のどこかが原因になっていて、首に負担がかかっている可能性があります。
首のトラブル全般に言えること
あなたの首の痛み、上を向くと痛いですか?横に倒すと痛いですか?
首の痛みの原因は、首をどう動かした時や、首が痛む状況や、どう痛むかによって、およその原因がわかってきます。
当院ではしっかりとお話を伺った上で、お体を点検し、首が痛い原因を特定してから、施術に入っていきます。
首のトラブル全般に言えることですが、首自体が悪い場合もありますが、多くの場合、首以外の部分が問題となっていることがほとんどです。
それは骨盤であったり、腕であったり、肋骨であったり、足首であったり様々です。
痛みが出ている部分はあくまでも『結果』ですので、原因は他にあるのです。
痛みが長引いている方や、繰り返している方はこの原因を解消していかれることをお勧めいたします。
動き別での首の痛みの中で当院で行う施術としてよくある調整例をお伝えします。
*当院では関節をパキパキさせる整体や強く押す整体は行っておりませんので、ここであらかじめお伝えしておきます。
首の痛みが解消した、喜びの声
症状:首の痛み・背中の痛み M.F 様
「首が痛い…」痛みから一日のスタート。
デスクワークでさらに背中から腰も痛い。
整体も10カ所以上行きました。
紹介で来たものの、半信半疑でした。
施術後、、、うわっ!軽い!!首痛くない!!
先生、疑ってすみませんでした(笑)
頸椎症・不眠症 K.S.様
元々不眠症でここからさんで施術していましたが、10年来の頸椎症で一緒に施術していただきました。
長かった首〜肩甲骨の痛みがなくなってしまいました。
もっと早く来ればよかった!!
首の痛み・不眠症 I.Y 様
首の痛みと重さが毎日続いていましたが、施術後には動きが軽くなり、痛み止めも次の日から飲まなくなりました。
寝つきも良くなって、頭がスッキリ!感謝です。
上を向くと首が痛い
上を向くと痛みがある場合、猫背や肩が内巻きになっていることが多くみられます。
デスクワークやスマホで顔を前に、または下にしてしまう習慣はないでしょうか?
体の前側が縮んでしまうことでお腹まで丸まってしまい、背骨が伸びづらくなると、いよいよ上を向きにくくなって来ます。
これは誰でも起こることで、わざと猫背を作って上を向くのと、背筋を伸ばして上を向くのでは、首の動かしやすさが違うはずです。
上を向くと首が痛い症状の方への整体
上を向くと痛いのは、原因として首というよりも猫背や内巻いている肩によって首より下の背骨が動かないことが起きています。
直接首の筋肉を調整しても一時的な効果になってしまいます。
そこで当院では、根本的な解決として以下の調整などを提案しております。
- 骨盤の調整
- 股関節の調整
- 背骨の調整
- 肩甲骨の調整
- 肩〜手の調整
ここまでの5つの調整で痛みはほぼ消えていることがほとんどです。
最後に動かしづらさがある場合は、⑥首の調整をしていきます。
*その方によって調整する部分は異なります。
顔と天井が平行になるというのが首の正常可動域です。
首の可動域は腰痛や肩など、全身のトラブルの原因になることが多いので、しっかりと上を向けるようにしていくことが大切です。
*その方によって施術の場所や効果は変わってきます。
「えっ!?」5年間首の痛みに悩んでいたのに、痛みが無くなった!!!
43歳 男性 5年間首の痛みに悩んでいた方の事例。
整形や整体、カイロプラクティックに通うが良くならず。
時々もみほぐしに行ってなんとか過ごしているとのこと。
まず姿勢分析では、前傾姿勢で腰や背中まで筋肉の緊張が目立っていた。
次に首の可動域をみると、どの動きも正常可動域の半分もいかない。
特に上を向くと痛みがある。
この方は左右の差もかなりあったため、骨盤から施術を開始。
骨盤を整えた時点で首の回旋はし易くなる。
まだ左にひねるのが痛みがあった為、腕〜肩甲骨のねじれを調整すると、痛みがなくなる。
他の調整をしつつ、最後の上を向く動作をチェックすると、この時点で動きやすくはなっていたが痛みはあるとのこと。
首と背骨が連動して動いていなかった為、首と背骨の調整を加えると、痛みが完全になくなる。
立って上を向いてもらうと、痛みもなく顔と天井が並行になるまで上を向けるようになった。
「えっ!?」とご本人がとても驚いていたのが印象的だった。
エクササイズをお伝えして終了。
その後も経過は良好との事で1度の施術で終了。
回すと首が痛い
首を左右に回して痛みがある場合、肩甲骨の位置の左右差や動きの硬さがあることが考えられます。
美容師さんや調理人さんなど、よく手を使う側が決まっている方が起こりやすい傾向があります。
これは無意識の癖で「ずっと痛いんだよね・・・」という方が多い気がします。
また、右の方が力が入りやすいなど、日々の緊張感が高い方もいらっしゃいます。
まず肩甲骨の位置や動きを確認します。
肩甲骨は鎖骨でしか繋がっておらず、あとは筋肉によってバランスを保っています。
巷では「肩甲骨はがし」が流行っていますが、肩甲骨が外側に位置している場合、肩甲骨の内側をはがす(ゆるめる)ことで余計に外側へ出てしまうこともあるので注意が必要です。
大切なのはどういう状態になっているかを見定めた上で肩甲骨を調整していくことです。
回すと首が痛い症状の方への整体
当院の整体としては、
- 肩甲骨の動きを調整
- 肩から腕のねじれを調整
- 肘から手の調整
- 骨盤の調整
この4つは必ずチェックしていきます。
痛みが戻らないように日常の姿勢や習慣もお聞きした上でエクササイズを提案していきます。
*その方によって施術の場所や効果は変わってきます。
常にデスクワークで痛かった、右首〜肩の痛みが消えた!
32歳 女性 デスクワークで常に右首〜肩の痛みがある方の事例。
特に右を向くように回すと痛みが顕著になる。
腰も後ろに反ると痛みがある。
反り腰だった為、骨盤と脚の調整から入る。
調整後に首を右に向いてもらうと、ほぼ痛みがないとの事。
さらに右に回そうとすると痛みが残っていたので、腕のねじれを調整すると、首の痛みが完全に消失した。
その後他の施術を加えた後、エクササイズを2つお伝えして終了。
1ヶ月後に来院されたが、首の痛みはなくなっていた為、この方は2回で終了。
下を向くと首が痛い
首を下に向くと痛い場合、首の後ろ側の筋肉が、「これ以上伸ばされたくない!」と主張しているようなものです。
下を向くには、首だけではなく、背中の筋肉も伸びることで違和感なく下を向けます。
姿勢をピンッ!と伸ばして背中の筋肉を縮めた状態では下を向きにくいはずです。
下を向くには背中の余裕が必要なのです。
いつも姿勢を気にし過ぎていたり、腰の骨が反りすぎていたり、骨盤が傾いて背骨の動きが固まっていると首まで負担がかかって来ます。
下を向くと首が痛い症状の方への整体
背骨の動きや肋骨の動き(呼吸の大きさも)をチェックします。
なぜ背中の筋肉がなぜ張ってしまっているのかを見極めていきます。
前重心になっているのか?はたまた骨盤が傾いているのか?それともストレスなどの緊張感がお腹を固めているのか?などなど。
首に問題があるというよりも、他の問題によって下を向きにくくしていることがほとんどです。
当院が行う整体として、
①骨盤の調整
②股関節の調整
③背骨の動きの調整
④お腹の調整
⑤鎖骨の調整
など、最低でも骨盤から調整していくことが大切になるでしょう。
*その方によって施術の場所や効果は変わってきます。
緊張を弛めることで首の痛みが解消!真面目に緊張感を持って仕事をしていたことが、首の痛みの原因だった!?
56歳 男性 普段座っていることが多く、周囲の人からは姿勢が良いね!とよく言われる方の事例。
ご自身でも姿勢は気をつけて背筋は伸ばすようにしている様子。
とても真面目な印象を受けた。
姿勢をみると、確かに背骨は真っ直ぐで筋肉も張っていた。
首も真っ直ぐで特に下を向くと右の首が痛くなる。
肩の動きもバンザイの動きが硬く、腰も前屈や後ろに反る動きで硬さが見られた。
首の問題だけではないことは明らかだった。
骨盤の調整から入り、背骨の調整、お腹の調整、肩の調整などで首以外の動きは良くなるが、肝心の首の痛みは残っていた。
この時点で1回目は終了。
2回目も首の痛みはあり、もう一度仕事のことや普段の姿勢などをヒアリングすると、かなりの緊張感を持って仕事をしている様子だった。
仕事に集中するとふと呼吸をしているのか分からなくなるくらいとおっしゃっていた。
そこで施術の方針を変え、呼吸系の緊張を緩めていく施術にした。
お腹、肋骨、頭蓋骨などを調整すると、リラックスしたのか、スヤスヤと眠っている様子。
明らかに背中や首の緊張が抜けたのがわかった。
立って動きをチェックしてもらうと、首の痛みはなくなっていた。
正直、この方は時間がかかった例だった。
やはり、体は正直にその人を表していると感じた症例だった。
横に倒すと首が痛い
首を横に倒すと痛い場合も、肩甲骨の位置、動きの問題が考えられます。
また、背骨と肋骨の硬さ、腰の筋肉の左右差、骨盤の左右差、など体の重心が傾いて固定されてしまっていると、体の上の方でもバランスを保とうとするために首まで影響が及んでいる可能性があります。
鏡で肩の高さや腰骨の高さを確認したり、体の左右の倒しやすさ(気を付けをして立ち、体を倒して指が膝の外側に良く届く方が倒しやすい方)なども違うのではないでしょうか。
横に倒すと首が痛い症状の方への整体
首を左右に倒すときにつっぱりや痛みがある時は、多くの場合、単に首の筋肉が硬くなって倒しづらくなっているだけではありません。
例えば、左に倒そうとする場合、右の脇腹の洋服を下に引っ張ったまま首を左に倒すと、突っ張ってしまって倒しにくくなるはずです。
このようなことが体の中で起きているんですね。
当院が良く行う調整として、
- 骨盤の傾き調整
- 股関節の調整
- お腹の調整
- 肩甲骨の調整
- 腕から手の調整
など。
骨盤の傾きによる重心の傾きなのか、肩甲骨に関係する筋肉たちなのか、腹筋たちなのか、はたまた股関節なのか、その方によって異なります。
どこで首に負担をかけているのか、その原因にアプローチしていくことが大切です。
*その方によって施術の場所や効果は変わってきます。
首が痛いだけでなく頭痛まで起こしていたのに、薬を飲まなくても平気に!
28歳 女性 頭痛で悩んでいて病院で検査をしたところストレートネックと言われていた方の事例。
相変わらず頭痛持ちで最近では首を右に倒すと痛い状態。
施術台に寝てもらうと脚の長さの違いや骨盤の傾き、股関節の動きの左右差も顕著だった。
これだけの左右差があれば首の左右差があっても不思議ではない。
骨盤と股関節を調整し、首の動きをチェックしてもらうと、痛みは10段階の内、9→2になる。
腕のねじれと背中の調整をすると、痛みはゼロに。
エクササイズをお伝えして1回目は終了。
2回目の時は痛みが2まで戻っていたが、頭痛はなくなっていた。
引き続き骨盤から丁寧に調整していくと痛みはゼロに。
1ヶ月後3回目の時は首のほぼ痛みはなく、時々一過性で頭痛が出ていたが薬を飲むほどではないとの事。
この方は1ヶ月に1回ペースで体のメンテナンスをして欲しいとの事で、定期的に施術をしている。
朝起きると首が痛い
朝起き上がる時に首が痛む場合、多くの方は枕の問題や寝具の問題だと思う方が多いのではないでしょうか。
しかし、子供の寝ている姿を思い起こしてみると、寝相がとんでもないのに朝ケロッと起き上がって来ますよね。
これは体が柔らかいからです。
特に背骨が柔らかいんですね(もちろん股関節や肩甲骨もですが)大人になるにつれ、仕事の姿勢や日常の癖、運動不足、ストレスで体が硬くなります。
例えば、猫背のように背中が丸いままで仰向けに寝ると、背中がしならずに真っすぐにならずに、枕がないと首が反ってしまって負担がかかってしまいます。
寝返りもしにくくなります。
つまり、仰向けにしろ、横向きにしろ、寝た時に布団に体がなじむような柔らかさが大切になるのです。
朝起きると首が痛い症状の方への整体
寝て起き上がる状態で首がつらい場合、寝ている時に首に負担がかかっていると言えます。
本来私たちは横に寝ていると重力の影響から比較的解放されて体はリセットされるものです。
しかし、寝ている時に負担がかかってしまっている場合は、体のどこかの筋肉がリラックス出来ずに、こわばったままになっていることがほとんどです。
それが肩が内巻きで固まっていたり、股関節や膝が伸びきらずに曲がったままであったり、背骨の一部が固まっていたり。
つまり柔軟性が足りない部分があると、寝ていてもリセットされないどころか逆に負担をかけてしまうことになりかねません。
朝首が痛い方に対しての整体として、
- 骨盤の傾き調整
- 背骨の動きの調整
- 前方頭位調整
- 股関節の調整
- 肩甲骨・肩の調整
など、しっかりと動きの良くない部分を見極めて、施術とホームケアをしていくと楽に横になれるようになります。
*その方によって施術の場所や効果は変わってきます。
朝起きても首が痛くないことに驚き!あれだけ毎朝痛かったのに。。
39歳 男性 以前から良く寝違えをしていた方の事例。
最近では毎朝起きた時から首が痛むようになった。
枕が変わったり、夜にうつ伏せで顔を上げて本を読んだ後の朝は特にひどいそうだ。
体を見てみると、背中はフラットバック(背骨の生理的湾曲がない)で肩甲骨が浮き出て見える状態。
顔が前にいく前方頭位だった。
腰など他に痛みはない。
仰向けに寝てもらうと、頭が下がり、顎が前に出て、ベッドと首の隙間が空いてしまっていた。
背骨の動きを見てみると、腰の上あたりの背骨が後ろに出ており、固まっているのがわかった。
胃腸も弱く、食欲や便通にも影響が出ていそうだ。
いつものように、骨盤から背骨を丁寧に調整していくと、首とベッドの隙間が少なくなっていく。
更にうつ伏せになり、前方頭位の調整をすると首が軽くなったことに喜んでいた。
首の可動性も十分に出ていたのでここで終了。
1週間後様子を訊くと、朝全く痛くない日があることに驚いていた。
(痛くないのが普通なのだが笑)引き続き、骨盤、背骨に加え、肩甲骨の調整、腕のねじれを施術し、エクササイズをお伝えして終了。
以降はまた痛みがあれば連絡をください、とし、終了。
前方頭位はやはり首に大きな負担になることは間違いなさそうだ。
夕方に首が痛い
夕方になるにつれて首が重たくなってくるのは、デスクワークの方に多くみられます。
腕を前にしてマウスやタイピングをし、集中すると気づくと画面に顔が近づいている方が多いのでしょう。
顔が前に行けば行くほど約5キロある重い頭を首の筋肉で支えることになります。
また、人間関係など緊張感のある職場環境だったり、あまり体を動かさない時間が長くても同様に首の筋肉が固まってしまいます。
段々と首が疲れてくる原因として多いのが前方頭位(顔が前に出てしまうこと)があります。
前方頭位と肩の内巻きはセットで起こります。
実際に肩甲骨を内側に寄せて胸を開くと、逆に顔を前にしにくくなると思います。
顔を後ろに引くだけではなく、肩甲骨や腕、手の使い方、座り方などを調整していくことで、首の負担は自然と減って来ます。
夕方に首が痛い症状の方への整体
当院の整体法として、
- 腕のねじれ調整
- 肩甲骨の内転調整
- 骨盤の調整
- 前方頭位の調整など。
大切なことは、デスクワークの座り方や普段の姿勢をリセットすることなので、エクササイズもお伝えします。
エクササイズが体に馴染んでくれば首の疲れや凝りはなくなっていくでしょう。
*その方によって施術の場所や効果は変わってきます。
原因は猫背!意識して姿勢を正さなくても自然に猫背解消!
24歳 女性 夕方に首が痛くなる症状の事例
午後から夕方になるにつれ首がつらくなるケースは若い方にも多い。
この方は在宅でデスクワークをしていて、仕事に集中して時間が経つにつれて気がつくと首がつらくなってくるそうだ。
目の奥が痛くなることも多く、頭痛も頻発している。
この方は誰が見ても猫背と分かるくらいだった。
猫背で背中が丸く、肩甲骨が外に開き、余計に背骨が後ろに出っ張るスペースを与えてしまっていた。
その代償として、顔が前に出る前方頭位という教科書通りの姿勢だ。
こういう方でもいきなり首にアプローチはしない。
骨盤から整えて、猫背の元である脚の筋肉を調整していく。
座った時に姿勢を良くしやすくすることが第一ステップ。
次に肩甲骨から手にかけてねじれを解消していくのが第二ステップ。
ここでようやく背骨自体の調整が第三ステップ。
ここまでで立って姿勢をチェックすると、まるで身長が伸びたかのようにスッと立っていた。
もちろん本人が意識して姿勢を正しているのではない。
日常の注意点である、座り方とエクササイズをお伝えして初回終了。
その後2週間後に来院した時、エクササイズを忘れてしまう日もあったというが、見るからに1回目よりも姿勢がキープできている。
症状も以前が10段階で8の辛さが、2〜3になっていた。
この方は日常の姿勢やエクササイズでケア出来ると判断して、2回で終了。
何もしなくても首が痛い
じっとしていても首が痛い場合、首の筋肉が引き延ばされていて、常に首の筋肉に負担がかかっている可能性があります。
肩甲骨が下がっていたり、肩甲骨が背骨よりで固まっていたり、胸郭(肋骨)お腹が硬くて呼吸が小さくなっている方が多くみられます。
もちろんこれも左右の腕の使い方の癖や、重心の偏りが考えられます。
さらに、こうした左右差に加えて心因性のストレスが加わると、常に心と体は自身を守るようにして首・肩・背中の得意の側の筋肉がすくんで硬くこわばります。
この状態は自律神経の緊張で無意識のために、病院の検査でも分からずに長く痛みを抱えてしまう原因になりやすいのです。
筋肉は縮むことはできますが、自分で伸ばす機能はありません。
つまり、縮めるのは得意なのです。
日常的によく使う筋肉は決まって来ます。
利き腕、仕事柄、くつろぐ姿勢、など。
縮まっている筋肉ができるということは、反対に伸ばされている筋肉があるということです。
原因のところでお話しした通り、何もしないでも痛い場合は、筋肉が伸ばされすぎてしまっている可能性があります。
ですので、痛い部分をもみほぐしたりするとさらに伸びてしまう為、逆に痛みが出てくることがありますのでやめておくことをお勧めします。
何もしなくても首が痛い症状の方への整体
当院の整体では、
- 骨盤の動き調整
- 肩甲骨の調整
- お腹の調整
- 腕の調整
- 背骨の可動性の調整
をする必要があるように見受けられます。
やはり、なぜ首の筋肉に負担がかかってしまっているのかを見極めて、体全体をから施術する必要があります。
*その方によって施術の場所や効果は変わってきます。
「あれ!?」何もしなくても首が痛かったのに解消!
50歳 男性 何年も前からいつも左側の首から肩甲骨の内側が痛いという事例。
良くなったりまた痛くなったりを繰り返している。
今では動かさなくても痛くなってきた。
見てみると、左の肩が下がり、首が左に引っ張られている。
左を向くと余計に痛み、どの動きでも痛みを訴える。
こう言った何もしなくても痛む場合も首以外のところからアプローチしていく方が良い。
なぜなら、痛みを感じている筋肉は引き伸ばされて痛みを出している可能性があるからだ。
やたらにゆるめれば良いわけではない。
施術後余計に悪化する場合があることを知っている。
反り腰の骨盤、脚の調整、お腹の調整の時点で立って痛みをチェックしてもらうと、「あれ!?」と不思議そうな表情。