13年続いた腰痛の原因|慢性腰痛なら神奈川の施術院ここから
2020/09/15
長引く腰痛の原因
こんにちは。
神奈川の藤沢市にある慢性症状専門「施術院ここから」です。
今回のお話は、13年続く腰痛の方の例をご紹介したいと思います。
年齢74歳 女性
主訴は腰が痛い。腰を伸ばそうとすると鋭い痛みがあるとのこと。
よくよくお話を聞いてみると、
かれこれ腰の痛みは13年前からずっとあるという。
今まで、整形外科や整骨院、痛み止め、腰の牽引、など
色々と通ったが、その時は多少良くてもすぐに痛くなってしまうそうだ。
普段は畑仕事をしているそう。
体操や散歩など、ご自身でも体を積極的に動かしていて、
非常にたくましく感じた。
最近では右膝も痛くなり、
そのことを聞いた友人である当院の患者さんのご紹介で来院されました。
体を見ると、、、
腰が本当にツラいのだろう、
膝を曲げて腰が立つように重心を後ろにして立っている。
歩く歩幅も小さく、慎重に歩いている。
どんな状態で痛みがあるのかを検査すると、
【立った状態での検査】
前屈→問題なし。
後屈→腰の痛み増加。
左側屈→腰の痛み増加。
右側屈→左側屈よりマシだが腰の痛みがある。
【仰向け寝状態での検査】
両膝を曲げて左に倒す→右の腰の痛み増加
右に倒す→右の腰の痛み増加
両膝を曲げてお尻を持ち上げる→腰の痛み増加
両肩をバンザイ→痛みなし。
ここまでの検査で、腰の状態がある程度わかる。
ここまでわかれば、施術のポイントはかなり絞れます。
そして
施術後、、、
立ってもらい第一声が、、、
「背が伸びた!!」笑
施術前の検査は全て痛みなし。
ちょっとそのまま膝の屈伸してみて!というと、
「あれ、、膝痛くない!」
余程本当に大丈夫なのか!?と言わんばかりに、
何回も腰や膝の痛みがなくなったのかを確認するように動かしていました。
この方の腰痛の原因は、
畑仕事での前屈みが多かったせいか、
体の前側の筋肉が縮んでそのままになっていました。
その状態で体を待ちあげようとすると腰の筋肉を2倍3倍使って
上体を持ち上げて姿勢を維持しなくてはいけなくなってしまいます。
結果、腰の筋肉が硬くなり、血流が悪くなり、痛みが出ていたのです。
6日後、2回目来院されましたが、腰・膝共に好調とのことでした。
元々体を動かしている方だったので、
畑仕事後にやってほしいエクササイズを
宿題でやってもらっていたのもよかったはずです。
「先生!!
帰ってから身長測ったら2センチ本当に伸びてたよ!!」と笑
「また背が縮んだら来るからさ!!」と笑笑
元々は本当に元気で明るい方なんですよね。
本当によかったです^ ^