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気分障害(うつ)の気分って何?|神奈川の自律神経施術院ここから

2020/04/25

〜体と心からのアプローチ〜

気分と感情

うつは気分障害とも言われています。

 

この「気分」とは何なのでしょうか?

 

 

気分と感情の違いから考えるといいと思います。

 

 

これは私の私見ですが、

「気分」は生理的な要素が関わり、

「感情」は心理的な要素が関わっていると考えます。

 

生理的な要素というのは、

・脳への血流や栄養の偏り、ホルモン、神経伝達物質、免疫など、

私たちの身体に備わっているシステムの問題

 

心理的な要素というのは、

・考え方や捉え方、トラウマ、思い込み、など、

物事の認識の問題

 

 

この「気分」「感情」は互いに関連しています。

 

 

気分が良くなければ感情も良くなくなり、

感情が良くなければ気分もすぐれない、というように。

 

 

どちらかだけがとても良い、良くない、

ということはありません。

 

 

気分は生理的なものですので、

主な改善方法としては、

薬が挙げられます。

 

ですが、

脳の機能低下による気分障害は薬の他に、

整体や鍼灸などで脳に刺激を送り、

血流や脳脊髄液をふんだんに届くように

していくことができるのです。

 

脳にとっては嬉しいことなのです。

 

 

一方で、

「感情」の方へとしてはやはり、

カウンセリング・セラピーでのアプローチです。

 

今までの捉え方や考え方、思い込みを見直して

本当の自分を取り戻していくことです。

 

 

やはり、

自分のことをどう認識しているのか、

今までのことをどういう認識で固まってしまっているのか、

ここが書き換わることで劇的に変わってしまうこともあります。

 

 

うつ状態やパニック、自律神経失調症などでお困りの方は、

生理的なアプローチで「気分」を整え、

そして、

心理的なアプローチで「感情」を整える。

 

どちらかの片方だけでは根本には問題が残ってしまいます。

再発・再燃をしやすいのはこのためです。

 

双方からのアプローチで「気分も感情も」整えることが

再発しないためにも重要なのです。