これが自律神経失調症から立ち直る鍵|神奈川の施術院ここから
2019/10/27
自分を生きることが自律神経失調症から立ち直る鍵
患者さんとお話していると、ある共通点があります。
それは、
「自分を見失ってしまっている」ということです。
どういうことかというと、
「自分が何をしたいのかわからない」
「人の言うことや雰囲気で自分が強く影響を受ける」
「自分がしたい、というよりも、しなきゃいけないになっている」
「そもそも何のために仕事をしているのかわからない」
など、自分が分からなくなってしまっているということです。
自律神経は、脳の状態を体に反映する神経です。
ということは、脳(心)の状態が鍵になるということです。
イライラすれば体は怒りで力が込められ、
不安や恐怖であれば、体はすくんでこわばります。
自分を見失っていると、感情が揺さ振られやすくなります。
「自律神経失調症=脳(心)のバランス失調」
が起きているということができます。
また、体も緊張状態で呼吸が浅くなり、
首や肩がこわばって脳に血液と酸素が行きにくくなります。
するとあるとき、
脳がうまく機能できなくなり、
自律神経がうまく体をコントロールしにくくなって、様々な症状が出てくるのです。
改善で大切になるのは、
まずは脳が冷静に考えられる状態にすることです。
具体的には、脳へ十分な血液や脳脊髄液を循環させてあげることです。
(ぼーっとしたままでは偏った狭い思考になってしまいます)
そして、脳が比較的正常になった後に、
自分は何なのか?と自分を深く知っていくことで、
やりたいことや違った物事の捉え方がわかるようになり、
ストレスを感じにくくなっていくのです。
つまり、
体も心も自分を取り戻していくことが
以前よりもタフに立ち直る鍵になるのです。